【観察】 血液徹底研究

Cコース……ブタの血液に酸素や二酸化炭素を吹き込む

●用意するもの
 ブタの血液(固まらないように,4%クエン酸ナトリウムを10分の1,入れてあります),試験管(2本),ゴム栓つきガラス管,浣腸器(酸素,二酸化炭素いり)

●方 法
(1)ブタの血液を試験管(赤,青)に,3cmぐらいとります.
(2)酸素の入った浣腸器(赤)と,二酸化炭素の入った浣腸器(青)をもってきます. 落として割ったりしないように注意して下さい.
(3)浣腸器の口に,ゴム栓をつけてガラス管を血液の中にいれ,気体をゆっくり吹き込みます.勢いよく吹き込むと,試験管の口からあふれます.

これは,血液を入手してから,かなりたってから撮影したものです.4%のクエン酸ナトリウム水溶液を血液に対して,10分の1ぐらい入れてあります.そうすると固まらなくなるのです.
 ただし,時間がたつと血球が沈殿し,透明な血しょうが上に分離します.

【参考にした本】高橋金三郎ほか編『やさしくて本質的な理科実験3』(評論社)214ページ
          阿部恵彦「動脈血・静脈血,血液は栄養水」

■酸素や二酸化炭素の補充の仕方.
衣装ケースに水を入れ,ボンベから酸素をガラス容器入れてから,浣腸器に吸い込みました.
赤のビニルテープが酸素用,青のビニルテープが二酸化炭素用を示します.

●結 果 血液の色(泡だったときは泡の色)を比べて,記録しておきましょう.
試験管の血液に,二酸化炭素を吹き込みます.


色の違いがわかりますか?


泡で比較するとよくわかります.

■謝辞
 血液は大宮の食肉センターでいただきました.ありがとうございました.
 1ヶ月ぐらいたってから,地面に穴を掘って血液をそそぎ込んだら,空気に触れて鮮やかな赤色になり,驚きました.見ていた生徒が,「酸素にふれて赤くなったんだ!」と納得していました.